東映院長の小松です。
また作りました。今度は看板。
大作です。
ふじみ台院の表に、もう一つ何か目立つ看板が欲しいということになって
じゃあ、作ろう!
ってなわけで、作業工程から完成までをドキュメント的にご報告。
まずは設計図。
実はこんな程度のものしか書いてません。 超~雑っ!! あとは頭の中で、ムフフ。
次は材料 と 道具。
プラスチックならなんでも良いわけでなく、用途で使い分けがいろいろありまして
今回は 塩化ビニール(PVC)を選択!!
耐候性抜群で加工しやすいのが特徴。自作看板にはもってこいな素材。
塩ビの板 厚さ3mmのでかいやつ と 0.5mmの薄いやつ、他にモールなどなど。
それと、カッターなどの工具類。一番活躍したのは写真中央上方のデザインカッター。頼りになる相棒。
では早速作業開始!
まずは、看板の文字!
下絵になる文字を印字して、0.5mmの塩ビ版に貼り付け。無駄が出ないようにきっちりと。
そして、カット! まっすぐは大胆に、カーブはゆっくりと。
一度では切れないので、ゆっくり、じっくり、しっかりと。
慌てず、焦らず、慎重に、慎重に・・・
今回の作業、あっ!は許されない。切りすぎた傷は補修が効かない!!
カット終了!(^^;) フーッ!!
カット作業だけで4時間。ホントに好きだね~。
白の矢印は後ほどアクリルラッカーで赤に塗装しました。
次に、基礎になる背面の板作り。
完璧な サイズ と 頑丈さ と 安全性 が求められていると勝手にプレッシャーをかけて。
1m以上の直線をブレずにプラスチックカッターで切断。
実はこれ力もいるので結構大変。
同じところを何度も何度も削るように溝を掘り、その溝で折り割る感じなんです。
その何度もが大変で、 一度でもずれると板の表面にでかい傷を作ってしまうのです。
慎重に力作業。 力作業を慎重に。 なんともかんとも・・・
次は補強用のモール。額縁のように周囲にあてます。
カドの処理が難しく、きっちり45度、90度・・・
長さも決まっているのでごまかしが効かない・・・
余分な材料買ってないのでミス許されない・・・
あーっ! むずっ! 超ーーー難しい!
さらに、塩ビ板 と 補強の支柱 に穴あけ作業。
正確な位置に20mmの穴をドリルでキュイーン。
この穴も修正効かないので
メジャー と 定規で 測る 計算して 測る ミリ単位当たり前!
そんなこんなで、すべての材料はこんな感じに加工完了!
素晴らしい!!自画自賛!
でも、ここまでが準備って!!
さあ、あとは接着ですよ、接着!!
配置を決めて塩ビ専用接着剤でバシっと!
モールも裏の補強板もがっちり接着。
穴もぴったり!
よーく見ると 白 と 茶色 の穴がバッチリ合ってる!!
完璧だぜっ!!ほんとに独り言を言ってたかもしれない
設置用の磁石を接着剤で固定。
設置の際の要になるのでしっかりと。補強にこれも塩ビの5mmの板(穴あけ済み)
遂に 完成!!!!!
背面はこんな感じ。中央は後半活躍した塩ビ専用接着剤
しっかり接着と、確認のために一晩寝かして翌日梱包
で、搬送、納品、設置!!
はい、こんな感じです!!!
シンプルな看板で、よく見えます!
どうか目印になりますように。
ではでは。