岩﨑です。
実は空が好きです。
染みのない昼の空も、星が散りばめられた夜の空も、陽が昇る前の、また陽が沈んだ後の様々な色を合わせた何とも言えない空も全て。
その空の中に在る雲と星を見るのは特に好きです。
雲はそれだけでも楽しませてくれますが、陽や月と合わさる事で更に良いものとなります。
その時は飾りのような脇役のような存在と感じられるかもしれませんが、私は雲こそが主役であると思っています。
光を後ろから照らされ、変化をしながら流れて行く・・色々な顔を見せてくれる雲は、昼夜を問わず美味であります。
星は、美しいですね。
最初見えなかった星も、そこにあると思って見続けると現れます。
良く観察していると次々に見つけられ、夜空が煌めいて見えます。
星に興味を持ったのは少女系の漫画になりますが、高屋奈月さんの「星は歌う」が切っ掛けです。
他にもあるようで、私がそれまで気付かなかっただけなのでしょうが、星の煌めきや瞬きを「歌う」と表現されています。
この方の代表作である「フルーツバスケット」と同じく、秀逸な作品であるので機会があればどうぞ。
星が好きになって以降、空を見上げながら帰ることが多いのですが、これが危ない。
何度となく物に当たりそうになり、その都度ヒラリヒラリと躱しています。
今の時期、帰りが夜になる時はオリオン座が見えています。
まさに向かうように帰るわけです。
オリオン座が歌い、何かに導いているかのようです・・セイレーンのように。
そして面白い事にその誘いを断ってくれるのが雲だったりします。
どちらがあっても楽しませてくれる夜空の下、可能な限り前を見て行きたいと思います。