高木です。
秋雨前線がやってきまして、連日の雨模様が続いています。
気温の変化に体調を崩しやすくなっております。 皆様ご注意を!
ちなみに中国語で 「今日の天気は暑い」 ⇒ 「今天、天気很熱.」
このように書きます。 気温の温度も 「熱」 で表現するんですね。
だから反対の 「寒い」 という感覚も 「冷」 で表現します。
さて、本題ですが、「痒い」 と 「くすぐったい」
この感覚をお隣の中国では、どのように使い分けていると思いますか?
と
いきなりですが、
この二つの感覚の違いを中国の方は同じと捉えていることになります。
つまり
「くすぐったい」 = 「かゆい」
中国語では 同じ 『痒』 yang3 なのです!
表現方法が豊富な中国語において、この二つの感覚の違いが同じとされる事には驚きました。
如何でしょうか? 「へ~~」 とでも思っていただければ幸いです。
何へ~ かは問いませんので。
ちょっと医学的な番外編です。
「くすぐったい」
太くていっぱい動脈がある所には自律神経もいっぱい。
そんな所はちょっと他より敏感です。
大切な場所なので防御反応も働くことがあります。
だから人様からの予想できない刺激に、
ヤバい!? 危険!? 気持ちが良い!?
脳が混乱を起こして 結果 「笑い」 になってしまうそうです。
「痒い」
これはちょっと前までは 痛みの軽いものが痒みの感覚 と考えられていました。
ところが痒みには痛覚とは別の感覚野がちゃんと脳に存在することが発見されたんです。
今はそこまでは分かったのですが、痒みの刺激が皮膚や粘膜から神経のどの部分を伝わって
脳に到達されているのか、分かってないそうです。
人間の体にはまだまだ分からない事がいっぱいなんですね。
人間の中の分かっていない事を載せた教材があれば是非見てみたいですね。