東映院長の小松です。
寒いですね~、さすが12月ですよ。
皆様お身体大事にしてくださいね~。
さて、干支物を作ることに決めてから2か月が過ぎました。(ん?結構前?)
どうするの?いつ作るの?今でしょ!(これ、もう古いっ!)
でも、12月上旬から作りは初めてはいたのですが、なかなか進まず、
やっとの思いでクリスマス直前に完成しました。
テーマは干支で酉年だから・・・
酉・・・鳥・・・・・鶏・・・・・・鶏っっ!!!
『伊藤若冲』!!!!決めっっっ!!!
一時代忘れられていて、近年流行しておりましたが、
実は江戸時代では有名人だったそうです。
当時の絵画の技法の中では一線を画した超絶した技術だったそうで、
理解されないところもあったらしく
「具眼の士を千年待つ」 → 意味 「自分の価値がわかる人を千年でも待とう」
なんて名言を残して、カッコいいではないですか!
よし!伊藤若冲をリスペクトしつつこれを切ろう。
素敵な絵ではないですか。
これを切るのは冒涜ではないのか?
いやいや、どうせたいした画力もないんだからお力を借りなさい。
自問自答でしたけど、結局原画はこれです。
では、いつもの
チキチキチキチキチキチキ
チキチキチキチキ
チキチキチョイチョイ
チキチキ
・・・
・・
・
・
・
完成!!!
はい!
正直なところ、駄目ですね。
ただ細かく切っただけで、全く素敵感が出ません。
原画と重ねて飾ると原画の邪魔しかしておらず、うるさいだけでした。
原画が色彩がすごいので、白黒の切り絵で若冲の良さを出すのは
私の力では無理です。トホホ・・・。
とりあえず原画と並べて飾りましょう。
酉年用に飾るのがないので一応展示はします。
苦労の割に納得いかない作品でした。
ではでは